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Capital Clarity シリーズ 第二弾:LIBOR移行対応とCOVID-19が、銀行の融資システムとクレジットプラットフォームに及ぼす影響とは

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国内外の様々な金融取引に組み込まれている銀行間金利指標であるLIBORは、2021年末までに段階的に廃止される予定ですが、代替ベンチマークへの移行プロジェクトは、COVID-19のパンデミックに伴う市場への悪影響により追加で検討すべき要素が増大し、複雑さが増大しています。各国の規制当局は、代替ベンチマークへの移行について早期準備開始の必要性を指摘し、対策が不十分では大きな混乱を招く可能性があるとしています。

こうした環境を踏まえ、OracleはCapital Clarityシリーズのディスカッションをお客様と展開し、コーポレートバンク業務において、顧客企業の資金の流れ(運転資本)を明確かつ迅速な把握し、付加価値効率を実現するために、どのような取り組みが求められるか検討を行って参りました。

LIBORの代替ベンチマークへのスムーズな移行を進めるにあたっては、移行プロジェクトのリスク軽減、顧客企業や規制当局との積極的な連携、契約の見直しを行う部門や組織体の立ち上げ、中でも融資管理や与信管理の領域で移行に向けた準備を進める必要があります。

Capital Clarityシリーズの第2弾となる本セミナーでは、代替ベンチマークへの移行に際しての不確実性を抑制するための対策や、企業向け融資管理と与信管理に関する課題への対処について深く掘り下げて参ります。

プログラム

0:00 - 31:20
Withコロナ時代に求められる変革を追う―コーポレートバンクは新たなベンチマークへの移行に如何に対処すべきか?
セレント
シニアアナリスト
柳川 英一郎 氏

LIBORからの移行が法人顧客に与える影響をどのように管理していくか、企業の財務部門によるデットファイナンスによる資金調達とその金利決定に及ぼす影響について検討します。日本における金利指標改革の準備状況、その現状と金利指標改革のイニシアチブについても取り上げます。
31:21 - 48:49
融資およびクレジット管理プラットフォームの見直し
オラクル フィナンシャル サービス ソフトウェア
リージョナル セールス ディレクター
パク ヒョンジュ 氏

Oracleが国内外の金融機関と取り組む、融資・クレジットビジネス全体の再検討や、不確実性の下でのLIBORからの移行についてご紹介します。あわせて、信用損失の評価や予測に役立つ統合的な与信管理システムの活用や、オペレーションやテクノロジーの改善など、重要な施策の優先度についてもご解説いたします。
48:50 - 1:04:10
Post-LIBORの融資ビジネスに向けて
株式会社三井住友銀行 
経営企画部 部長
折原 隆志 氏

2021年末でLIBORの公表停止が見込まれるなか、その有力な代替金利指標として考えられているのが、リスク・フリー・レート(RFR)です。LIBORとRFRは構造的に全く異なる金利指標であり、ポストLIBORの融資ビジネスにパラダイムシフト的な変化をもたらす可能性があります。融資契約の更改やそれに伴い生じるコンダクトリスク管理等、今後想定される実務面での対応に加え、米国FRBが主催するワークショップでの論点から垣間見える銀行の信用スプレッド問題について概説します。

  1. LIBORの恒久的停止にかかる基本的な事項
  2. 今後想定される実務面での対応
  3. Post-LIBORの銀行の信用スプレッド問題(米国クレジットセンシティビティグループのワークショップにおける議論から)
1:04:11 - 1:18:27
対談
セレント
シニアアナリスト
柳川 英一郎 氏

株式会社三井住友銀行 
経営企画部 部長
折原 隆志 氏

オラクル フィナンシャル サービス ソフトウェア
リージョナル セールス ディレクター
パク ヒョンジュ 氏

注目のスピーカー

柳川 英一郎 氏

柳川 英一郎 氏

シニアアナリスト | セレント
Close

柳川 英一郎 氏

シニアアナリスト | セレント
パク ヒョンジュ 氏

パク ヒョンジュ 氏

リージョナル セールス ディレクター | オラクル フィナンシャル サービス ソフトウェア
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パク ヒョンジュ 氏

リージョナル セールス ディレクター | オラクル フィナンシャル サービス ソフトウェア
折原 隆志 氏

折原 隆志 氏

経営企画部部長 | 株式会社三井住友銀行
Close

折原 隆志 氏

経営企画部部長 | 株式会社三井住友銀行
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