「痛みを伴う決断が必要」という神話からの解放

もはやクラウドは法人向けIT市場のあらゆる領域に浸透したように見えるが、レガシーな業務アプリケーションの世界はその流れから取り残されかけているようにも見える。クラウドネイティブなディスラプターも現れ、市場での存在感を日に日に高めている。クラウド時代への対応に出遅れたISVに活路はあるのか。日本オラクルで「Oracle Cloud」のISVビジネスを担当するISV/OEM営業部 アライアンスコンサルタント西井雄飛氏、IaaSである「Oracle Cloud Infrastructure」製品担当のクラウド事業戦略統括 ビジネス推進本部 近藤暁太氏と一緒に、今から本格的なクラウドシフトとビジネスモデル変革を目指すISVが成功をつかみ取るためのポイントを考えてみた。(週刊BCN編集長・本多和幸)

Oracle Cloud 事例

他社クラウドではなく、Oracle Cloudをパートナーに選んだ理由と効果

Oracle

『性能向上し、月次処理にかかる時間が1時間以上から3分に短縮できた』

伊藤忠ケーブルシステムが、Oracle DBを使ったサービスCATV業界でトップシェアを誇る顧客管理システム『Symphonizer』のクラウドサービス化しました

Oracle

『AWSと比較し、コストの点で30%程度Oracle Cloudが優位だった』

TIS北海道が、借入金管理システム「かりた君」をOracle Cloudへ移行/コンテナ化し改修とリリースにかかる時間を2-3日から30分程度へ大幅に削減

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『 IoTセキュリティ基盤サービスのSaaSビジネス展開に有効だった』

IBCが既存サービス kusabiのSaaS化のサービス検証や初期構築の迅速化と効率化させ、Oracle Blockchain Cloudによる「IoTセキュリティ監視サービス」の新規ビジネスを実現